【編集後記】迷惑電話と止める方法。方式特許申請(検討)中!

編集後記

事務所に営業電話がかかってくることがあります。

出かけることが多い仕事ですし、
社員もいるので私が直接出ることはあまりないのですが、
休日に事務所で原稿を書いたりしていると直撃セールス電話を受けることがあります。
多いときには日に数回かかってきていました。

株取引のすすめから、不動産投資、コピー機、光回線とさまざまですが、
長い時間のお相手はしたくないので早々にお引き取り願います。

相手の話の途中で終わらせるのですが、
あまり乱暴に切ると嫌がらせをされても困るのでその対応が難しいと思います。
そんな電話で、集中している思考を中断させられるのが一番好ましくありません。

ソフトに断りながら、二度とかけてこないようになる方法を思いついたので、シェアさせていただきます。
相手が売りたい商品を、自分、もしくは自分の身内が扱っていると伝えるんです。
「光回線のご案内なんですが~」とかかってきたら、「あっ、うちも光回線の代理店をやってるんですよ」と返します。

「そうなんですか、失礼しました」と言って相手から切ってくれました。
これに味をしめて、次に不動産投資の電話がかかってきたときにも同じ手を使いました。

「絶対儲かるマンション投資の提案があります」

「そうなんですか。うちの実家が不動産屋をやっているんです。←事実ではありません。
実家のオヤジが喜ぶので、よかったらあなたもマンションを買ってくれませんか?」
「そうですか。それではボクはあまりお役に立たないかもしれませんね、失礼しました」
これもすぐに電話を切ってくれて、大成功でした。

​​思ったよりうまくいったので気をよくして、この撃退法はなかなかいけるんじゃないか、
方式特許を申請しておいたほうが良いかななどと考えていたら、
ふと相手のことが気にかかりました。

相手というのは電話をかけてきたテレアポ会社の社員のことです。
電話の声の感じではまだ20代かなと思える若い男性で、
しかもとてもさわやかな印象を受けたのです。

テレフォンアポイントというビジネスを否定するつもりはまったくありませんが、
ひどい対応の電話を経験したことがあるのも事実で、
あまり良い印象は持てないのが正直なところです。

ところが今回の彼からはそんないやな感じをまったく受ける事がなく、
身構えていた私はちょっと拍子抜けしました。

もしかしたら彼は入社後まだ日が浅くて、
営業研修の一環としてテレアポに取り組んでいたのかなとか、
もしかしたら若くして起業した経営者が自ら電話をかけてきていたのではないか
などといろいろと思いを巡らせました。
なんだか若い青年が一生懸命頑張っているのに、
何も聞かずに撃退というのも悪い気がしてきました。

次は最後までゆっくり話を聞いてみるか!と思ってはや数ヶ月。

最初の撃退法がうまくいきすぎたのか、セールスの電話が一切かかってこなくなりました。
もちろんその彼からもかかりません。

こないならこないでなんだか少し寂しいもんですね・・・

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