前回、計測器マニアの存在について書きました。
今回は、マニアというものはどんなものかをお話しします。
以前、プリウスというクルマに乗っていました。
故障知らずに4年で8万キロを走ってくれました。
凄いぞプリウス号!
ハイブリッド車なので、メーターはとてもシンプルです。
バッテリーの充電量や充電状態などを常に表示してくれるのは計測マニアにはうれしい機能です。
油温計や油圧計がないのはスポーツカーではないので許容するとしても、
エンジンの回転計がない!
これではエンジンがどんな風に回っているかが分からないではないですか!
もっと言えば、水温計もない!
計測マニアにとっては見られるデータが少なすぎて絶対に許せません!
なので計測器の追加を決意しました。
計測器マニアのあこがれは飛行機のコクピットです。
計器に囲まれていると無上の喜びを感じます♪
最近のクルマなら、
車載コンピュータで全ての計測数値を管理しているはず。
ならば、そのDATAを読み取れば良いのではと思って調べてみたら、
思った通りありました!
クルマのDATAはCANという通信規格が使われているのですが、
それを読み取って私が欲しい数値を表示するアプリがあったんです。
それを使わないタブレットにインストールし、欲しい計測値を選んでレイアウトすると・・・
やればできるじゃないですか!
エンジン回転計や水温だけでなく、モーターの回転数、
バッテリーの温度、バッテリーの充電状態、消費電流値などなど、
ついでに現在地の高度まで13種類もの計測DATAが表示できるようになりました。
これをプリウス号に搭載するとこんな感じです。
飛行機のコクピットにはぜんぜん追いつきませんが、
計測マニアにとってはとっても心安まる空間がデザインできました。
家族からの評判が最悪だったことはナイショです。