お客さまの声
株式会社三共プラス:代表取締役社長 岡田晋策氏
「自分で考える社員」が増え始めた。組織間の壁が低くなり、互いの連携が強化。
御社の仕事内容を簡単に教えてください。
ひと言で言うと、高機能プラスチックスフィルムの加工、及び販売です。
フィルムメーカーを除くと、クリーンルームを完備して、この規模でやっている会社は大阪では他にないと思います。
マネージメントコーチング導入のきっかけを教えてください。
導入のきっかけは、森田コーチからのお電話です。
我々が中期計画の目標を作って活動をやっていたのですが、少し行き詰まって悩んでいるところだったので、グッドタイミングでした。
タイミングとしては、本当に良くて、虫が知らせたのか、神のお告げなのかと思ったくらいです。森田さんは前職の時から知っていたんですが、当時はあまり深い付き合いもなく、まさかコーチという形で再会するなんて、思ってもいませんでした。
森田さんにすればたんなる営業活動の一環として我が社にこられたんでしょうが、私にすれば、なんでこんなに悩んでいるときに、うまいこときたんやろうと思い、もしかしたら運命的な出会いになるのかなと思ったりもしました。
今は、それが一番大きな期待ですね。
初めてコーチングセッションに参加されたとき、どのような印象でしたか?
私は二世経営者として、いろんな研修システムを経験してきたのですが、正直、私には似合わないスタイルやなと思いました。
ただ、社員には新鮮やったようですね。みんながそう受け止めてくれれば、私も満足です。
私はどちらかというとこういう型にはめるというスタイルはあまり好きじゃないんです。私自身は、みんなの前で唱和なんて論外のタイプなんです。
しかし、そういうことがひとつの結束になったり、どんなスタイルのものが良いかを一度試してみたかったというのがありますね。
導入して2ヶ月が経ちました。実際に導入されてみていかがでしたか?
コーチングセッションのスタイルは論理性も高いし、良いと思います。ただ、まだ社員がその機能を十分に使いこなせていないようなので、これから先も、大いに期待しています。
印象に残っている発言などがありましたか?
すごいなと思ったのは「我が社のシャンプーがぱさつく」という問題を抱えているチームが、それを疑問文に直して「どのようにすれば世界が嫉妬するほどのシャンプーを開発できるだろうか」とした話を聞いたときです。この考え方、発想はすごいと思いました。
もうひとつは、大きなチャレンジをするという考え方で、通常なら準備をしてから実行するので立ち上がりのカーブが緩やかになる。森田コーチは、一気に立ち上げる方がカーブが急になり、問題が起きてくるが、それを解決するから成長するんだ、と言う話ですね。
御社にとって、マネジメントコーチングとはなんでしょうか?
いままでの我が社にはない、スタイルです。うちの一つのマニュアルというか、基本スタイルにしていきたい。このコーチングアプローチの思考や、チームが協力し合っていくというスタイルはぜひ手に入れたいですね。
現在、2ヶ月でセッション3まで終了しましたが、次の半年間でセッション10までコーチングの継続を決められた理由をお聞かせ下さい。
まだ道半ばだからです。今やめたら意味がない。このコーチングのスタイルをぜひ社内にインストールして定着させたい。そのためには引き続き森田コーチの力が必要だと判断したからです。
森田満昭にもっと期待するとしたら、それはなんでしょう?
大企業の社員はとても責任感が強く、優秀な人が多い。うちの会社にもそれを持ち込んで欲しいし、全員が優秀になって欲しい。
森田コーチはどんな印象ですか?
コーチは天職なんじゃないですか?(笑)
前職の開発部長時代を知っているのですが、時間をさかのぼって録画する技術の話をされていたのを覚えていて、すごいことを考える人やなと思って聞いていました。ところが、そんなむずかしい話をしているのに、やたら明るく朗らかなんですよね。開発者でこんな明るい人を見たことがないなと思いました。技術屋さんって、唯我独尊な雰囲気の人や、眉間にしわを寄せながらむずかしいことを話す人が多い印象を持っていましたから。
だからコーチとして再会したときには、こっちの方がキャラクターとしては似合っていると思いましたね。
森田のコーチングは、どんな社長に向いていると思いますか?
森田さんはにこやかにズバッと突っ込んでいくところがあるので、前向きで、バイタリティのある経営者なら、合うと思います。
ただ、経営者の中には守勢の方や、管理的な人もいますが、そういう人には合わないかも知れませんね。