お客さまの声
株式会社三共プラス:管理部 部長 田中 亨氏
自分が変わると、部下が変わるんですね。気がつくと退職者がいなくなりました。
ご依頼時はどんな状況で、どんな課題感をお持ちでしたか?(あなた個人、または組織に)
- 課内の退職者が多く、仕事が長続きしない
- 一生懸命に指導しているつもりなのに、全く成長してくれない
- 全ての部下が「やらされ仕事」で指示が無いと動かない。また指示が有っても消極的
- 基本的にモチベーションが低い
- 自分自身は毎日遅くまで仕事をして精神的に疲れている
- 自分のやる気も徐々に低下している感じがする
ご依頼時と今とで、どんな進化・変化が生じているでしょうか?(あなた個人、または組織に)
- 支援開始初期の段階で退職者が1人発生してからは、全く退職者がいなくなった。
- 残念ながら全員では無いが、モチベーションの高い社員の存在が感じられる様になった。
- 言われないと動かなかった社員が、自ら考えて動こうとする様になった。
- 部下に対してストレスを感じていたが、コーチングを受ける事によって部下の考えを承認できる様になり、自分自身のストレスが大きく減少した。
- 部下のわずかな成長や良い部分を本当に嬉しく感じれる様になったと同時に、素直に褒めることが出来るようになった。
その進化・変化のストーリーを詳しく聞かせて下さい
以前は部下を管理して間違っている部分を必死で探し、それを指摘し改めさせることが自分の仕事だと思っていました。
ところが、毎日「何と出来の悪い部下だ」とか、「そんなことくらい考えて動けよ」とか、「全くやる気がない!」など不満ばかりで“もっと叱らなければならない”と考えストレスがいっぱいの状態でした。
しかし、森田コーチより「相手を承認すること」「人は自分の意思でしか動かない」という話を聞き、それは自分にとってかなり衝撃的でした。そのやり方は自分が今まで長年正しいと思っていたこととは明らかに違っており、部下の言うことをそのまま聞くと、秩序が乱れ管理できなくなるのではないかとの恐れがありました。
しかし「承認する」という事は、相手の言い分をそのまま聞く事では無いとも言われ、実際非常に難しく、先ずは部下の言っていることを傾聴することからスタートしました。最初は自分自身の経験がじゃまになり、部下の言おうとすることに対して拒否反応が頻繁に起きましたが、「彼も彼なりに一生懸命に考えているんだ」と自分自身に言い聞かせながら話を聞くように努力しました。
そのプロセスの中で森田が貢献できた部分はどのようなところだったでしょうか?
森田コーチからは、その都度決して「正しい答え」は頂けませんでしたが、悩みに寄り添ってくれながら私自身が自由に考えて、そして自由に行動して良いんだという感じでフォローやアドバイスを頂きました。間違っていてもいいじゃないか、間違っているなと感じたらやり直せばいいじゃないか、自分の考えを信じて行動しましょうと言われたときこれが「承認する」ということだと感じました。
私は、森田コーチによって「承認される」ことの心地よさ、そしてやる気が起こる接し方を学ばせて頂き、この気持ちを是非部下にも感じさせてあげたいなと思いました。
そう考えるようになると、部下が何を言おうとしているんだろうと一生懸命に聞けるようになり、今まで感じていた怒りや腹立ちを感じないようになり、本当の意味で話が出来るようになったと思える様に変化しました。以前より、もっと部下を信頼して仕事を任せるようになったのですが、残念ながら失敗も発生する様になったと思います。しかし、私の部下に関してはその失敗がモチベーションを下げることにはならず、自分自身で考えるキッカケになっていると感じます。それは、長い目で見ると決して間違っていないと思いますし、私自身がそれを信じることが出来る様に変化しました。