支援事例
アルミパネル加工業:怒号が飛び交う組織に自ら新製品を開発する機運が生まれる
支援組織概要
・メーカー(建築外装パネル製造メーカー
・社員数:40名
・売上:8億円
依頼の背景
会社の安定成長のため、新卒社員の採用を決定したが、現状の組織状態ではせっかく採用した新卒社員が長く務められない可能性が高いと感じた経営者からご相談があり、支援を開始。
問題点・課題
ヒアリングした結果、解決すべき課題として挙げられたのは
課題1 社員の退職率が高い
課題2 社内で怒号が飛び交っている
実施内容
3ヶ月で5回のミニワークショップを製造部メンバーを中心に集中して実施。3回目からは経営者も参加してもらい、互いの理解を深めた。
得られた成果
- 製造部だけでなく、他部署とのコミュニケーションの場が必要だという意見が多数出て、自発的に打合せを開始。
- 部問横断的に、新製品開発プロジェクトも自発的に始動。
- 研修を毛嫌いしていた社員の多くが、「このような研修ならあっても良いと思う」と変化し、営業部を交えて研修の継続が決定。
ワークショップの様子
このワークショップに参加して、どのような気づきや学びがありましたか?
-
部署を越えて交流する機会が本当に必要なのかと聞いたところ、満場一致で必要だという結論が出たことには驚いた。
(製造部 51歳) -
製販一体と言葉では言われたりするが、各部署、各人の思いや意見は様々である。
けれど、会社を良くしようという目的は一緒で、表現の仕方が違うだけだということに気がついた。
(生産部 38歳) -
このような研修なら、全社員でこういった場を設けられたら良いと思います。
(製造部 49歳)