株式会社システムネットワーク:代表取締役社長 西村信一氏
PDCAサイクルが全組織に定着 全員が発言するようになり、大きな変化にも社員がスムースに目標を共有。新製品開発プロジェクトにもグループコーチングを導入。 マネージメントコーチング導入のきっかけを教えて下さい。 私どもも、目標としては自社ブランドの製品を作りたいと言うことを掲げてやってきたのですが、なかなか日々の売上を上げるのに忙しくて、創業して、もう25年もたったのに企画開発と言うことができずにいたんです。なんだか閉塞感を感じているところで、これを打破するにはどうしたらよいかを考えている時に、森田さんからグループワークセッションを使ったコーチングの案内を受けて、新しい考え方を導入してみようと思いました。 初めてグループワークセッションに参加されたとき、どのような印象でしたか? 会議の新しいやり方はとても新鮮でした。今まで社内で会議をやってもあまり意見が出ず、盛り上がりがなかったんですね。新しいルールに基づいて、ポストイットに書いて発表するというやり方は全員が発言できて、活気が出て良かったと思います。 他のメンバーの反応はどうでしたか? うちは10名でやったので、少し人数が多かったようですが、全員が言いたいことを言えるので、高評価でしたよ。 コーチングセッションによって、何が解決しそうですか? 私どもの特性として、良い悪いは別にして、社長や副社長も例外なくソフト開発をやっているため、日々の業務としては今までの延長線上で、大きな変化はあまり感じませんね。ただ、開発企画が具体的なプロジェクトとして前に進み出しました。いままでは社員が目先の利益だけにとらわれていた感じがありましたが、少し長いスパンで、物事を考えられるようになってきました。 社内で、自社製品の開発に対して慎重論が根強くあるため、今まで積極的に取り組めなかったのですが、ぜひ来年はチャレンジしたいと考えています。それを実現するために、社内の体制を変更しようと考えていますが、コーチングセッションをやると、明確で共有された意思決定ができるので、新しいことに取り組みやすくなりました。 実際に導入されてみていかがでしたか? 営業部長がプロジェクトのマネージャをやってくれているのですが、毎週の進捗会議は確実に実行されていますね。遅れているアクションがあれば、そのチェックに引っかかりますので、着実にPDCAが回り出しました
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