株式会社三共プラス:管理部 部長 田中 亨氏
自分が変わると、部下が変わるんですね。気がつくと退職者がいなくなりました。 ご依頼時はどんな状況で、どんな課題感をお持ちでしたか?(あなた個人、または組織に) ご依頼時と今とで、どんな進化・変化が生じているでしょうか?(あなた個人、または組織に) その進化・変化のストーリーを詳しく聞かせて下さい 以前は部下を管理して間違っている部分を必死で探し、それを指摘し改めさせることが自分の仕事だと思っていました。ところが、毎日「何と出来の悪い部下だ」とか、「そんなことくらい考えて動けよ」とか、「全くやる気がない!」など不満ばかりで“もっと叱らなければならない”と考えストレスがいっぱいの状態でした。 しかし、森田コーチより「相手を承認すること」「人は自分の意思でしか動かない」という話を聞き、それは自分にとってかなり衝撃的でした。そのやり方は自分が今まで長年正しいと思っていたこととは明らかに違っており、部下の言うことをそのまま聞くと、秩序が乱れ管理できなくなるのではないかとの恐れがありました。 しかし「承認する」という事は、相手の言い分をそのまま聞く事では無いとも言われ、実際非常に難しく、先ずは部下の言っていることを傾聴することからスタートしました。最初は自分自身の経験がじゃまになり、部下の言おうとすることに対して拒否反応が頻繁に起きましたが、「彼も彼なりに一生懸命に考えているんだ」と自分自身に言い聞かせながら話を聞くように努力しました。 そのプロセスの中で森田が貢献できた部分はどのようなところだったでしょうか? 森田コーチからは、その都度決して「正しい答え」は頂けませんでしたが、悩みに寄り添ってくれながら私自身が自由に考えて、そして自由に行動して良いんだという感じでフォローやアドバイスを頂きました。間違っていてもいいじゃないか、間違っているなと感じたらやり直せばいいじゃないか、自分の考えを信じて行動しましょうと言われたときこれが「承認する」ということだと感じました。 私は、森田コーチによって「承認される」ことの心地よさ、そしてやる気が起こる接し方を学ばせて頂き、この気持ちを是非部下にも感じさせてあげたいなと思いました。 そう考えるようになると、部下が何を言おうとしているんだろうと一生懸命に聞けるようになり、今まで感じていた怒りや腹立ちを感じないようになり、本当の意味で話が出来
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