実際の変革事例 組織変革導入後の変化をご紹介 組織変革導入後の変化をご紹介 開発組織は、多くの「人」の集合体です。それぞれの役割や価値観が絡み合い、シンプルには解決できない課題が生じることもあります。一度、チームのコミュニケーションやプロセスが複雑に絡み合ってしまうと、表面的な対策では根本的な解決にはなりません。いかにメンバー同士のつながりや連携を強化し、より良い開発文化を築くかが、品質や組織の成長にも大きく影響します。このページでは、実際の開発組織で起こった課題と、組織変革を導入した後の変化についてご紹介します。 事例紹介 東証一部上場企業開発部の組織変革 対処すべき課題が3つも・・・ 1年間に渡り、開発担当役員とのエグゼクティブコーチング、および部課長14名によるグループコーチングを毎月1回実施。次世代の業務基盤のあり方や、プロフェッショナル集団をめざす自身のあり方を深く探求し、個人や組織の課題の見極めと解決を支援。また、支援開始3ヶ月後から、3ヶ月おきに開発部全員によるワークショップを3回実施した。 ミライズの支援開始! エグゼクティブコーチング&グループコーチング&3回のWS実施 「開発部のメンバーへ仕事に対する向き合い方を伝えて欲しい」とのことで、開発担当役員様よりご相談があった。ご依頼いただいた背景には「拠点内の業務が滞る」「営業部とのセッションが上手くいかない」との問題が生じていた。さらにヒアリングを続けると、3つの課題が浮き彫りとなった。①会議で誰も発言しないプロジェクト会議、生産会議、部課長会議、製販会議など、どの会議でも開発部メンバーは「お客さま」になって静かにしている。仕事の仕方が受け身なので、「決めてもらったらやります」というのが精一杯。日本企業が世界に誇っていたもの作り精神は一体どこに行ったのだろうか…。②決められたことが実行されないさまざまな会議で決められたことが「忙しいから手がつけられない」「やるのは決まったけど、仕様が決まっていないのでできない」「いつまでにやるかが決まっていないからそれを決めてからでないと動けない」など、ありとあらゆる言い訳のオンパレード。実行されないのなら、一体何のための会議だったのか分からない…。③社員が主体的に行動しない海外展開が始まった時期で、製作図面も英語で書くことが決まり、負荷が高くなっているのは事実だが、60名もいる開発部員の中で誰一人積極的に語学を学ぼうという人が現れない。将来の課題解決は全て先送りで、5年先、10年先のために何をすれば良いのかを考える人が一人もいなかった…。 すると、以下の効果が! 1年目部課長の視座が高まり、各拠点や一般社員を巻き込んだ組織改善活動を主体的に開始。効率的な問題解決の手法、目標の立て方、管理の仕方などを手に入れて、やればできるという自己肯定感、自己有能感の向上が見られ、次期部長層の候補者も4名に増加。開発担当役員が落ち着いて将来のビジョン、計画造りに専念できる状態が実現。全国3カ所の事業所に分かれている開発部において、コミュニケーションを取るために自主的に部問報を発刊するようになった。2年目リーダーが自主的にコーチングやファシリテーションを学び、事業所毎に定期的な対話会も開始。開発部員の振る舞いに変化を感じた他部門からの評価が上がり、さらにモチベーションが向上するという好循環が起きた。支援の成果が部門内外で好評であったため、3年目もスタイルを変えて継続して支援を行うことが決定した。 参加者の声 「育成」とは重要なものであるとの認識はしているけど、深く考えたり、話し合ったりすることは殆ど無かったことに気づかされました。明日から全員と面談を開始します。(名古屋支店長 55歳) 部下の考えや思いを実は全く把握できていないことに気づかされた。(大阪支店長 52歳) 育成プランのワークで、若手社員のことを知らなすぎると痛感した。(九州支店長 47歳) 着目点/切り口が大事。リーダーとしては、早い段階で「共感」が広がるような動きが必要と感じた。(課長 45歳) 過去にないほど仕事について深く考えて苦しかったが、楽しかった。「万難を排して成し遂げる」ということの意味がわかった気がする。(部長代理 50歳) 今期芽生えた北陸工場、関東工場、東京本社開発部の事業所を超えたつながりをKEEPしていくのは私の振る舞いだと気がついた。(部長代理 48歳) 顔を突き合わせて密に話をして進めていくことの大切さが腑に落ちた。(課長 44歳) プロ育成の活動を見て、気づきがあったのでセミナー、通信教育など受講していきたい。(課長代理 42歳) これを継続しなければバラバラになる。このつながりは意外と強い。(課長 50歳) 公私問わず、とにかく動く!やってみる!を継続していきたい。(係長 36歳) 組織変革の効果について いかがでしたでしょうか?これら変革事例は、ほんの一部です。人の意識や関係のほころびが改善されると、結果として、利益率アップや離職率の低下という具体的な成果にも繋がっていきます。 コミュニケーションがきちんと取れており、「個」を補い合える組織になると、実はあらゆる経営課題をクリアすることにも繋がります。全ての支援は、「きっと、いま組織を変えたほうがいい」そう思う一人の声から始まっています。ぜひ、いちどあなたの組織のお悩みをお聞かせください。 いただいたメールアドレス宛に、ご連絡をさせていただく場合がございます。面談予約確定のメールなど、迷惑メールに入っていないかをいまいちどご確認ください。ご相談したい内容について、コメント欄へ簡単に記載をお願いいたします。 いただいたメールアドレス宛に、ご連絡をさせていただく場合がございます。面談予約確定のメールなど、迷惑メールに入っていないかをいまいちどご確認ください。ご相談したい内容について、コメント欄へ簡単に記載をお願いいたします。