書籍

社員が自ら考え、動く
自走型組織の作り方
新書ランキング1位(三省堂書店東京駅一番街店)


こんな思いはありませんか?

このようなお悩みをお持ちの経営者さまは、本書を読んでいただくことで、
社員が主体的に考えて動く“自走型組織”の作り方を知ることができます。
あなたの会社を“自走型組織”にすることで、人材育成や組織運営が良好になり、ひいては組織の継続的な発展や収益にも貢献します。

「組織の問題で苦しい思いをする人を日本中からなくしていきたい」
当社代表の森田は、2012年に組織変革コンサルタントとして起業して以来、小規模企業から一部上場企業まで、さまざまな業種・業態・規模の組織の変革に携わってきました。
その経験から、「自走型組織」をつくるためには3つのステップが必要だということが分かりました。3つのステップとは、①幹部の育成、②キーパーソンとなる現場リーダーの育成、③一般社員の意識改革です。
本書のとおり順を追って少しずつ組織を変えていくことで、社員が働きやすく、経営者にとっても理想的な環境を作ることができます。この本が孤軍奮闘している中小企業経営者様の助けになれば幸いです。

本書の後半(第5章)では、4社の組織変革の具体的な事例を紹介しています。
事業承継で起こりがちな「二代目が上手くいかない…」という問題や、コロナウイルス感染症のクラスター発生による職員の精神的疲労や不平不満とどう向き合ったか?など、本書をお読みいただき「自分の会社はどうだろう?」と、置き換えて考えていただくことで、参考にしていただきたい事例をご紹介しています。
ぜひ、ご一読いただければ幸いです。
Amazonで購入する目次
はじめに
【第1章】経営者の指示がなければだれも動かない…
●機能不全企業が抱える共通の問題点
- 経営者は常に人材の悩みを抱えている
- 機能不全に陥った企業の末路
- 社員が育たない本当の原因
- なんのために働くのかを個人が探求する時代
- 自走型組織とは
- 自走型組織を支える社員
- 自走型組織と管理型組織
- 自走型組織に必要な条件
- 組織変革のプロセス
【第2章】組織の自走化は経営者一人の力では不可能!
●機能不全企業が抱える共通の問題点
経営ビジョンを共有できる幹部の育成から着手せよ
- 共有して合意されたビジョンの必要性
- 共有ビジョンと個人ビジョン
- ビジョンを共有するプロセス
- ビジョンはエネルギーの源
- ビジョンづくりと環境づくり
- なぜ幹部の育成からスタートするのか
- 会社の問題を他人事としてとらえる幹部
- 「部下を育成するスキルとマインド」の欠如
- 自分事になっていない研修
- 幹部が生まれ変わる3つのプロセス1 知識を広げる
- 幹部が生まれ変わる3つのプロセス2 ビジョンを探求する
- 幹部が生まれ変わる3つのプロセス3 関係の質と思考の質を高める
- 対話というアプローチ
- 組織変革で幹部に起こること
- 望ましい幹部像とは?
【第3章】自走化を加速させるには現場のリーダーが必要不可決!
●機能不全企業が抱える共通の問題点
幹部と現場をつなぐ「キーパーソン社員」を育てよ
- キーパーソンを核とした変革ストーリー
- キーパーソンが必要な理由
- キーパーソンの見つけ方
- キーパーソンの特徴
- キーパーソンの活躍
- キーパーソンの適性
- キーパーソンを含めたチーム戦略
- キーパーソンの育て方
- キーパーソンとともに学ぶ
【第4章】「どうせ言っても変わらない」という思い込みを覆せ!
●自走化成功に向けて、社員一人ひとりの意識改革を促進せよ
- 本当に社員だけが悪いのか?
- 社員の内発性を阻害する要因
- モチベーションにつながる社員の感情を重視する
- 一般社員のやる気は上司と部下の関係性が重要になる
- 経営において社員育成は売上向上より重要であると認識する
- 心理的安全性は健全な会社運営に必要な要素
- 心理的安全性が欠けたままだと組織はどうなるか
- 社内変革が始まると起こること
- チーム内での質の高い対話
- 対話会はガス抜きではない
【第5章】「社員が主体的に働き、仕事の成果が飛躍的に上がった」
●自走型に生まれ変わり好転した組織の事例
「幹部の振る舞いが180度変化した」地方の中古車販売会社
- 社内のリーダーが育たない
- 最初の1年目の取り組み
- 事業承継に向かって
- 次期社長候補としての覚悟を決めてもらう
- 決意も新たに動きだした組織の変化
- 歩み寄る社員と幹部たち
「自分たちで歩き始めた幹部」が会社を変えた訪問介護事業者
- 会長から依頼されて二代目社長の信頼を得る
- 本社を悪者にすることで居場所を確保していた幹部
- 阻害要因がなくなると組織変革がスムーズに進み始める
「病院を変えられるのは俺たちしかいない」と立ち上がった副院長たちの院内改革
- 二代目理事長の苦悩
- 具体的な取り組み
- 自走を始めた副院長たち
- 新型コロナウイルス感染症のクラスター発生
若い社員たちがリーダーとしての自覚を深めた地域密着型のうなぎ店
- 事業承継し年商1億円を売り上げた結果…
- なんのためにビジョンを実現したいのか、その答えを探して
- 幹部で対話して自分のビジョンを導き出す
- 3年目に入るところで組織の自走が始まる
【第6章】売上の拡大、コスト削減、新規事業の創出…
- 自走型組織を率いて会社の未来を切り拓く
- 自走型が組織にもたらすプラス効果
- 自走型組織を始めるにあたって
- 組織がある限り組織変革は続く